一般工法
HF工法
プレボーリング根固め工法による一般工法
HF工法は節付き既製コンクリートパイル(HF-ONA)を用いることにより大きな周面摩擦力が期待できる埋め込み杭工法に分類されるプレボーリング工法です。本工法は、特殊掘削ロッドと先端ビットにより、掘削液を注入しながら地盤を掘削攪拌し、所定の深度まで泥土化させた掘削孔を築造します。掘削ロッドを引き上げながら根固め液、さらには杭周固定液を注入します。掘削ロッドを正転引き上げ後、特殊キャップをセットしたHF-ONAパイルを掘削孔に建て込み、自沈または回転埋設により所定深度に杭を定着させる工法です。
特長・規格
(1)経済的な設計が可能
節付きコンクリートパイルを使用するため、プレボーリング根固め工法に比べ大きな杭周面摩擦力が期待でき、より経済的な設計が可能です。
(2)施工精度が良好
杭の沈設には回転埋設を採用しているため、杭芯ずれなどが少なく、かつ鉛直精度も確保できます。
(3)低騒音・低振動
支持力は地盤と各種注入液の一体化によって発現されるため、低騒音・低振動での施工が可能です。
支持力算定式
施工手順
適合条件
認定番号 | 適応杭径 | 適応地盤 | 適応施工長 |
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TACP-0107 | φ3045~φ4055 | 砂質・礫質地盤 | 杭施工地盤面-23m |
TACP-0108 | 粘土質地盤 | 杭施工地盤面-32m |