パイル施工

一般工法

RODEX工法

プレボーリング拡大根固め工法による一般工法

RODEX工法は既製コンクリートパイルを用いた埋め込み杭工法に分類されるプレボーリング拡大根固め工法です。本工法は特殊な掘削ロッドと拡大ビットにより施工地盤に泥土化させた掘削孔を設け、さらに支持層では掘削孔を拡大掘削しつつ、根固め液を注入しながら支持地盤に拡大球根を築造します。そしてこの掘削孔に杭を建て込み、杭と支持層の一体化を計り、支持力の発現を行う工法です。なお、本工法には使用する杭が変断面を有しないもの(RODEX工法と称す)と、拡径した変断面を有するもの(ST-RODEX工法と称す)の二種類があります。

特長・規格

(1)信頼性

長年にわたる豊富な経験及び実績の積み重ねにより高い信頼性のある工法です。

(2)経済的な設計が可能

プレボーリング根固め工法に比べ支持力が大きいため、より経済的な設計が可能です。

(3)施工精度が良好

杭の沈設には回転埋設を採用しているため、杭芯ずれなどが少なく、かつ鉛直精度も確保できます。

(4)低騒音・低振動

支持力は拡大根固め部と支持層の一体化によって発現されるため、低騒音・低振動での施工が可能です。

支持力算定式

施工手順

適合条件

RODEX工法

認定番号 適応杭径 適応地盤 適応施工長
FK093 φ300~φ1000 砂質地盤 杭施工地盤面-70m
礫質地盤 杭施工地盤面-80m
粘土質地盤(硬質) 杭施工地盤面-66m

ST-RODEX工法

認定番号 適応杭径 適応地盤 適応施工長
FK112 φ3035~φ7080 砂質地盤 杭施工地盤面-66m
礫質地盤 杭施工地盤面-66m
粘土質地盤(硬質) 杭施工地盤面-66m