よくある質問

コンクリートポール

  • Q1 コンクリートポールの品形の数字は何を表しているの?
    (例)15-19-10

    A1 初めの数字(15)は全長(m)、真ん中の数字(19)は末口径(cm)、最後の数字(10)はひび割れ試験荷重(kN)をそれぞれ表しています。
  • Q2 ひび割れ試験荷重って何のこと?

    A2 ひび割れ試験荷重とは、そのコンクリートポールが持つ強度のことです。コンクリートポールの強度とは、頂部から25cm下がった位置に、加えても良い水平荷重のことです。
  • Q3 よく15mの1トン柱とか1.5トン柱とか聞くけど、コンクリートポールの重さのこと?

    A3 いいえ、重さのことではありません。コンクリートポールの持つ強度のことです
  • Q4 コンクリートポールの内部はなぜ空洞なの?

    A4 コンクリートポールに必要な強度は、コンクリートと鉄筋に持たせていますが、いずれもポールの中心から遠い位置に配置するほど(径が大きいほど)効率良く強度を発現させることができます。経済性と軽量化の面から空洞構造としています。
  • Q5 どうしてコンクリートポールは先のほうが細くなっているの?

    A5 一般的なコンクリートポールが勾配(テーパー)形状になっているのは、先端部には地際部に比べて大きな力(曲げモーメント)が作用しないため、地際部ほどの太さを必要としないからです。そのため、勾配(テーパー)を付けることでより経済的な設計としています。
    また、見た目にも先端を細くしたほうがすっきりした形になります。一般的なコンクリートポールの勾配(テーパー)は1/75ですが、色々な勾配(テーパー)のものがありますし、電車柱のようにすべて同じ太さ(ノーテーパー)のものもあります。
  • Q6 コンクリートポールは地下にどのくらい埋まっているの?

    A6 コンクリートポールの根入れは、一般的には全長の1/6の長さですが、地盤の強度等によってはもっと深くなることもあります。正確には技術計算が必要ですので、ご使用の際は是非お問い合わせください。
  • Q7 コンクリートポールを現場で必要な長さに切断して使用しても大丈夫ですか?

    A7 切断した場合、強度が低下する場合がありますので、推奨できません。
  • Q8 使用中のコンクリートポールの表面が大きく欠けているけど、建替えた方が良いですか?

    A8 使用中には様々な外力により損傷が発生する場合があります。欠けの程度にもよりますが、必ずしも建て替えが必要とは限りません。補修で大丈夫な場合もあります。まずはご相談ください。コンクリートポール診断士が損傷程度を確認し、最適な対策をご提案いたします。

コンクリートパイル

  • Q1 コンクリートパイルとは?

    A1 コンクリートパイルは、構造物を支えるための大きな役割を持っています。土地が軟弱地盤の場合や、地震で大きな揺れが発生した場合、構造物が倒壊、沈下しないように支えの役割をしています。
  • Q2 どのような場所で使用されているの?

    A2 皆様が日々生活をしている建物や商業施設、公共施設、橋梁等様々な場所でコンクリートパイルは使用されています。皆様の生活の安心を支えています。
  • Q3 コンクリートパイルの大きさ(径)はどのくらい?

    A3
    コンクリートパイルの最小径はφ300、最大径はφ1200までの種類があります。
  • Q4 どのくらいの長さまで施工が可能なの?

    A4

    工法・地盤によっても施工長は違いますが、一般的な施工機械(杭打機)を使用して下記の施工が可能です。

    ・ストレート杭工法(Hyper-ストレート工法)
    ⇒ 最大深度64.5m(砂質・礫質)まで施工可能

    ・ストレート杭+節杭工法(Hyper-MEGA工法)
    ⇒ 最大深度68.0m(砂質・礫質)まで施工可能