徹底した品質管理
社会インフラとして用いられることの多いコンクリートポールには、高い品質が求められます。
当社では独立した検査部門がJISに準じた試験をきめ細かに行うことで高い品質を維持しています。
「常にお客さま満足を上回る製品とサービスを」。私たちの変わることのない目標です。
徹底した品質管理
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コンクリート圧縮強度試験
プレストレストコンクリートポールを製造する上でコンクリートの圧縮強度の確認は重要な試験の1つです。製造翌日の強度に加え出荷材齢日の強度を毎日確認することで品質を維持しています。 -
骨材の受入れ試験
骨材は、コンクリートの体積の約7割を占め、その品質がコンクリートの諸性質に大きな影響を及ぼします。使用する数種類の細骨材と粗骨材について、毎週の粗粒率や塩化物量試験に加え、毎月の密度試験などきめ細かに行っています。 -
鉄筋引張試験
プレストレスコンクリートに使用するPC鋼線は、曲げ強度を満足するのに重要な材料です。鉄筋引張試験、鉄筋切断長検査など、プレストレス導入時に問題がないかを定期的に確認しています。 -
スランプ試験
所要の性能を有するコンクリートポールを構築するには条件に見合ったワーカビリティーをコンクリートに付与する必要があります。コンクリートの流動性を示すスランプ試験では、社内で決められた範囲に収まっているか毎日確認しています。 -
コンクリートポール曲げ試験
JISに準じた抜取検査方式による曲げ試験を行っています。曲げ試験荷重にはひびわれ試験荷重と終局荷重があり、ひびわれ試験荷重はひび割れ幅(0.25mm以下)を確認し、終局荷重はひびわれ試験荷重の2倍の値以上を確認することで製品の良否を確認しています。