ポールメーカー独自の確かな診断・補修技術

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ご存じですか?コンクリートポールの定期・予防メンテナンスの重要性

寿命は半永久ではない

電線の支持物としてだけでなく、公共施設や多目的公園の照明用ポールや防球ネット用ポールとしても数多く使用されているコンクリートポール。しかし、その寿命はあまり知られていないのではないでしょうか。使用環境にもよりますが、何も管理を行わなければ気づかないうちに劣化が進行し、場合によっては倒壊してしまうことさえあります。コンクリートポールは様々な環境下で使用されます。塩害の影響を強く受ける海岸線付近、泉害の影響を受けやすい温泉地帯、水はけが悪い地盤、車両の衝突や落雷などコンクリートポールの使用環境にもよりますが劣化要因は様々です。

コンクリートポールの劣化事例

  • 横ひび割れ
    横ひび割れ
  • 縦ひび割れ
    縦ひび割れ
  • 発錆(継手部)
    発錆(継手部)
  • コンクリート剥離
    コンクリート剥離

適切なメンテナンスが寿命を延ばす

コンクリートポールの寿命は半永久ではありませんが、適切な管理を行えば長く使用することができます。専門のメーカーが、専門の技術で、定期的なメンテナンスを行うことが大切なのです。
では、どのようなメンテナンスが必要なのか?メンテナンスには、診断と補修があります。診断の結果、補修までは不要と判断した場合は経過観察することになります。補修がいらないなら診断費用が無駄になるのでは?と思われる方もあるかもしれませんが、コンクリートポールの現在の状態を把握しておくことは大変重要です。消して無駄になることはありません。当社では次のような診断と補修を行っています。

コンクリートポールの診断方法(例)

昇柱による外観調査から各種機器による詳細調査まで、劣化事象・お客さまニーズに応じた、
最適かつ必要な各種調査・点検を行い、確かな診断結果をご報告します。

  • 打音調査、ボルト点検
    テストハンマーを使用して打音調査を行い、コンクリート剥離・剥落の有無等を確認します。また、継柱についてはトルクレンチを使用したボルトの緩み確認を行います。
    打音調査、ボルト点検
  • ひび割れ調査
    測微鏡やデジタル顕微鏡などの測定器を使用し、ひび割れ部の寸法・幅等を確認します。
    ひび割れ調査
  • 内部状況調査
    コンクリートポールの内部にファイバースコープを挿入し、内部の状況・損傷の有無等を確認します
    内部状況調査
  • X線透過診断
    コンクリートポールにX線を透過し、内部鉄筋の破断有無等を確認します。(X線透過写真は模擬試験体での撮影写真)
    X線透過診断

コンクリートポールの補修方法(例)

調査結果をもとに、各劣化事象に応じた最適な補修工法をご提案し、製品の延命化に効果的な補修を行います。

  • 表面被覆工法
    • 微細なひび割れの補修に適用。
    • コンクリート表面に表面被覆材を塗布し、ひび割れ部を被覆・充填させる。
    表面被覆工法
  • 断面修復工法
    • 縦ひび割れ及び表面錆程度のコンクリート剥落部に適用。
    • ひび割れ部のVカットまたは剥離部の除去後、露出鉄筋の防錆処理を行い、断面欠損部に補修材を充填。その後耐候性塗料を上塗りする。
    断面修復工法
  • 繊維シート補修工法
    • 内部鉄筋が露出し、断面減少を伴う鉄筋腐食が進行している場合に適用。
    • 腐食鉄筋の防錆処理後、劣化箇所の断面修復を行う。その後、腐食鉄筋の代わりとして繊維シート(写真はアラミド繊維シート)を貼付し、劣化箇所の強度を修復する。
    繊維シート補修工法
  • 防錆塗装(継手部)
    • 継柱継手部の発錆補修に適用。
    • グラインダー等の電動工具を使用して、発錆部をケレン除去後、防錆塗装処理(2層または3層塗装)を行う。
    防錆塗装(継手部)

コンクリートポールのメンテナンスは
当社にお任せください!

人間のケガや病気には専門の知識と豊富な経験を持ったドクターが必要なように、コンクリートポールの劣化にも専門の技術と豊富な実績を持ったポールメーカーが必要です。

当社にはそれがあります!

  • コンクリートポール診断士(※1) などの専門資格を持った技術者がいます!
  • 九州電力送配電株式会社さまの業務委託会社です!
  • 長年に亘る豊富な経験と実績があります!
  • お客さまニーズに沿った トータルサポート(調査・診断・補修・建替)を行えます!

(※1)「コンクリートポール診断士」とは、コンクリートポールの調査診断・補修に関する優れた技術者の育成と技術向上を目的に、国内のポール市場シェア70%以上のNCグループにより設立された「コンクリートポール診断士協会」の資格認定試験制度です。

ご依頼から診断までの流れはこちら!

  1. 当社にご相談
    メール、FAX、電話などでお客さまから当社にご相談。ヒアリングシートをご送付します。
  2. お客さまにご連絡
    当社からお客さまにご連絡。お打合せを行い、ご相談内容を細かくヒアリングします。
  3. お見積り・ご契約
    お見積り内容をしっかりご確認いただき、ご納得頂いてからご契約となります。
  4. 診断の実施
    点検・調査を行い、報告書をご提出します。補修が必要な場合は補修方法のご提案。

いますぐご相談されたい方は、下記のヒアリングシートをご記入の上、当社へご送付ください!
当社より折り返しご連絡差し上げます!