ポールメーカー独自の多様な工事技術
対応可能な工事例
基礎工事
コンクリートポールの建設に必要な各種基礎工事を行います。主な工法例をご紹介します。
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直接基礎の一つであり、一般的なコンクリート基礎です。
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逸水等により崩壊の恐れがある地盤での施工時に適用。鋼管を埋設し、鋼管内に基礎コンクリートを打設します。
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代表的な場所打ち杭工法の一つであり、重機や既製杭の搬入が困難な狭隘地において、ボーリングマシーンを設置し、ロッド先端のビットを回転させ、岩盤を掘削します。
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支持層が浅く、N値が低い地盤において、摩擦鋼管杭を複数本打ち込み、支持力を確保します。
建柱・撤去工事
電線路用ポールの建柱工事はもとより、アンテナ用や照明・防球ネット用などのポールの建柱工事を行っています。
クレーン車や建柱車による建柱方法に加え、独自の台棒建柱により山地等の特殊な場所でも施工が可能です。
ポールだけでなく鉄塔及びストラクチャーなどの支持物の建設工事も行っています。
また、不要となったこれら支持物の撤去工事も行っています。
継柱の建柱手順
手順の一例をご紹介します。
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STEP 1下柱の設置
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STEP 2鉛直確認
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STEP 3間詰めコンクリート打設
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STEP 4上柱接続POINT組立ながら建柱するため小さなクレーンで施工可能
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STEP 5継ボルト取付けPOINT接続方法は簡易なボルト式。作業性に優れ作業時間が短縮
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STEP 6一次締め
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STEP 7本締め確認用マーキング
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STEP 8本締めPOINT締付け回転角 120°±30°の範囲で締付。高力ボルトを使用した高トルク締付のため、ボルトの緩みが生じにくい
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STEP 9建柱完了
現場に応じた設備・施工
台棒建柱
山地や狭隘地区での施工を可能にする当社独自の「台棒建柱」。
- (※1)クレーンが使用出来ない山地等においても、専用の台棒(3部材接続、1部材あたり重さ100kg、長さ5m)を使用し、多段式継コンクリートポールの施工が可能です。
- (※2)下柱を建柱後、専用治具により台棒を下柱に固定し、台棒上部に設置した金車と地上の巻上げウインチにより上柱を吊上げます。
- (※3)専用のガイドローラーを使用して、柱上で台棒の取付け位置を都度上部に移動し、上柱の吊上げ・接続を連続して行います。
- (※4)なお、台棒は常に最上部を4方向以上の支線で固定することにより、倒壊を防止し、安全を確保します。
索道運搬
資機材の運搬が困難な作業場所ついては、索道を設置し運搬を行います。